「原爆投下は正しかった」

BBC NEWSのウェブサイト(
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/4718579.stm)で原爆投下に関わった人たちのインタビューが載っていた。
この人たちの独善的な考えに悪寒がした。


第二次世界大戦を終わらせるために必要だったんだ。
正しいことだったんだ。



戦争に「正しい」なんかあるものか。
おびただしい数の人びとを抵抗できないような方法で殺した殺人者が、こんなに簡単に自己を正当化して良いわけがない。

もしかしたらそう考えなければ生きていけないほどの精神的ストレスになったから、そう考えるようになったのかもしれない…と思うのだけれども、人間として、この発言は許されるべきでないだろうと思う。
原爆投下の本質は、無差別殺人だ。
南京大虐殺とか、日本軍に関する事はクローズアップされるのに(不十分な裏付け調査とともに)、なぜ戦勝国側の行為は正当化される傾向にあるのだろう。
こういう発言に対して、日本は国として、一つ一つ抗議していく努力が必要だと思う。
もう、今は亡い人たちの神経を逆なでするような、発言は慎んで欲しい。



あなたがたは、英雄ではない。
ただの殺人者だ。
ゆめゆめ忘れるな。