金枝篇

昨日のをさっきみた。
OP 気持ちいい。
動画屋が描いたって気がした。
で、検索してみたら、なに、ぼこぼこに叩かれてる…
ぐりぐり動くのは、人気無いの?
またしても明らかになるボクのマイノリティ属性。
確かにうつくすぃのとはちょっと違う感じだけど、おれはこっちが良いなぁ。
前の ED 的なカットカットカットカットの集合というかイラストイラストイラストの集合というか、「なに、アニメにする必要あんの?」的なのはなんかアニメーターの熱いのが感じられなくてちょっとヤダな。
プロのカッチョイイ動画が見たいんですよ!
イラストだったら素人でも今うまいじゃん?
でも動画ってほんと描けないと思うんです、よ。
好い感じに纏まりが無くて、何言ってんのか自分でもわかんなくなってきた。
ワァイ
ま、とりあえず空中ダイブの動画を OP に持ってきたのって斬新じゃないかと思うわけですよ。
キモチイイ!



なんか前期?が終わったらしくて後期突入。
今までの「おいおい張りすぎちゃうんか回収できんのかよ」感があった伏線を、少しずつ解いていく感がある。
ただ、明示的じゃなくあくまで暗示的なあたり、やっぱ朝に放送するお子様向けアニメとしては失敗じゃないかと思うわけですよ。
どうなんですか、 MBS さん。
ま、キモいオッサンとしてはたのしめてる、よ。
これ、全ての伏線というか、監督の書きたいこと全てを理解できる人って何人いんのかな。
まずガキは厳しいので却下。
となるとやっぱ、朝にいそいそと録画しちゃうか勢い余って朝からアニメ見ちゃうよ的な、ボクチンのような哀しい大人たちがその対象になるわけだけど…。
正直、一割も理解できた気がしないな。
宗教やらフォークロアやら民俗学やらいろんなジャンルが入り組みすぎてる気がするな。
そこがまあ面白いところではあるんだけれど、しかし、監督の独走のニオイもする。

監督が想定してる視聴者の何人が一体、CM 流されてるエウレカセブンのゲームに興味持つんかなぁとか思ったり。
いまさら PS2 とかのゲームを真剣にやる気は…さすがに…無いかな。
というか、この監督(あるいはシナリオライター)の作ったの話に惚れてるのであって、設定に惚れてるわけではないのですよ。
あくまで設定は魅力という集合の一つの元にすぎないわけで、ゲームに手が伸びるわけねーYO、なんて思っちゃうのです。
絶対資金回収できない気がするなぁ…
まあとりあえず一つの話を終わらせてくれればボクチンはそれでウットリ出来るから良いのです。
頼むから打ち切らないで…


後期も始まったことだし、理解深めるために聖書「金枝篇」をちゃんと読みたいなぁ。
というか何故、おれは高校の時一度借りながら通読しなかったのかと、高校生のおれをこねくりまわしたい。
あのとき借りたのは岩波の簡約版で、簡約でも、300pぐらいが五巻あったんよな。
その量(そしてその難解さ!)が途中で投げた理由でもあるわけだけれど。
土着宗教とかその辺、興味あるから借りたんだけれど、今になってこんな感じで気になるのが当時分かっていれば、読まなかったはずはない。
アアチクショー

図書館に蔵書されているところまでは調べた。
けれど、手を出して良いのかッ…!
手を出したら間違いなく読破する。
しかし、いまはすげー忙しい。
しかし読むことで、色々上手く作られた設定を理解できそう。
ジレンマ…


いや、ほんと、これよくできてるのよ?
BGM がストーリーに絡んでたり、サブタイトルでやらかしてくれたり、二十話前の一カットとかぶせたカットを使うとか、計算し尽くされた感。
オトナが本気で作ってるアニメな感じがするのですよ。
その点 萌え〜♥ な要素は少ないだろうから、その辺の人にはウケが悪いんだろうな…



ああ、打ち切らないで…!
キャラクターグッズも DVD もなんも買わんけど、打ち切られないで…!
いや、愛はある、あるけれど、金がないんだ。
そういうことにしておいてください、よ。






なに、すげー良さそうなの出てるじゃん!
これなら…読めるかも!
か、買っちゃおう…かな…



図説 金枝篇
図説 金枝篇
サー・ジェームズ・ジョージ フレーザー(著)
(Sir James George Frazer)
サビーヌ マコーマック(編集)
(Sabine MacCormack)
内田 昭一郎 吉岡 晶子(翻訳)

東京書籍 1994/11
¥ 4,893