個室ビデオ火災


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この道予備校時代に通っていて、何の店だろうと思ってたんよね。
個室ビデオって感じじゃなかったな。
難波中の交差点付近は、個室ビデオ戦場って感じでホームレスのおっちゃんなんかがよく客引きしてた。




ネットカフェで同じようなことが起こったらどうだっただろう。
マンガ喫茶ならまだ本棚分のスペースで、心理的な圧迫感は緩和されるだろうけれど、純粋なネットカフェなんかで火事が起こったら、もうそれはパニックだろうな。
たいてい出入り口の経路はエレベータのみで、客は階段の位置なんて知らない。
それに加えて、おそらく給料も安いだろう従業員は、仕事に対するモチベーションも低くなりがちかもしれない。
そんなところで火事が起きたら、正しく客を誘導できるだろうか。


そんな状況下でも立派に職務を果たしている人がいるから、今までこういう惨事は起きなかったんだと思うけれど、今回、そういう人がいなかった。
単純にいうならばそういうことなんだろう。


システム面での改善も大事だろうが、自分はやっぱり人だと思う。
従業員なら、ここで火事が起きたらやばいんちゃうんかぐらい認識していたはずで、それが上に正しく伝わり、正しい判断が下されていたら。
そもそもそういう提案や思いつきを上に上げる流れがないんだろうな。



今自分が働いているところがそうだから、そう思う。
人を人だと思わない会社は成長できないし、そもそも人抜きで優れたビジネスモデルを築けないので、やがて潰れる。