会社の品格 / 小笹 芳央

会社の品格 (幻冬舎新書)

会社の品格 (幻冬舎新書)


りんくとかもちべとかいうかいしゃ作った人の本。
興味あって借りてみた。
パクリなタイトルにそもそも品格云々いう資格はおまえにねーよ、というツッコミはこころの中にしまいましょう。(みんな思ってるよね)




ウチの会社に当てはまるケースががっつり書かれてて、ちょっと面白かったりする。
内容自体は「確かに」と思うところで、あんまり意見を違えることはない。
だからこそ、ちょっと残念ではある。
それでも、日本の企業が陥っている状況を端的にさらうことが出来るという意味では価値があるかな。




ちなみに同期も割とこの会社に興味持ってたやつがいてて、曰く「宗教臭い」。
コレは同意せざるを得んね。
説明会行った人の大半が思っているはず。


丁寧さも度を超すと失礼になったりすることがあるけれど、ここの会社の内定者もその辺気にした方が良いかもね。
張り切って親切にしてくれるのはありがたいけれど、度を超すと気持ち悪い。
挨拶の声がでかすぎると威圧感しかない。




その同期曰く「やっていることはアンケート」。
実際それもやってるけど、パッケージとして調査・解析・饋還で纏めてショーバイしてるよね。
キモは解析・饋還にあるはず。
もちべーしょんとかいううさんくさい分野に対して、解析・饋還出来んのが、当時このカイシャしかなかったから急成長できた。




ガイシの戦略こんさーるみたいに、うさんくさいのに日本人特有の欧米崇拝のおかげで甘い汁吸ってるのとは違うと思うんだけれど、その違いをどうアピールするかってのはなかなかに難しいね。



ちなみにガイシの戦略こんさーる内定者はスマートな「印象」でした。
表面上は少なくともそう見えた。
自分に対するコンサルティングを見るに、やはり、うまいなと思う。
そういう飯の種に近い知は当然放出しないわけで、そら甘い汁吸えますわな。
大手二社をぶっつぶす奴らが出てきたらおもろいんやけどなぁ。