交響詩篇エウレカセブン EPISODE32: スタート・イット・アップ / MBS BONES

どうもデューイの部下がガキなのは、信奉する大義に内在する悪を受け容れられる、無邪気な残酷さ、みたいなのを表現するためだったくさい。
ちょっとありきたり感で萎える。


じっちゃんいいやつオーラがスゴい。
ボードを決死の覚悟でゲッコーステイトに届ける。
軍警察に見つかって工房からトラックみたいので牽引して出すんだけれど、加速度がものっすごい
んで、進行方向ベクトルの時間微分がものっすごい

なに、どんなエンジン積んでんの、そのトラック。

とか、

なに、そのボードどんだけ軽いの
いや、むしろ、その台車、どんだけ軽いの

とか、

なに、そのタイヤ、どんなけのグリップ力よ
地面と瞬間的に接着→リリースを繰り返してんの

とか、いろいろ突っ込めたので、なんとなく楽しい気分になれる。(え…)

ま、アニメとしてその辺はおいといて、アクセルのジーちゃんはほんとにかっこええよ、あんた。
おっちゃんは惚れました。
じーちゃんに激惚れですよ、まったく。

ボードをレイラインに乗っけて運ぶためにトラックで引っ張りながら凧で揚げるんだけど、牽引しているトラックの先に道がない!
でも、ケーブル切れない!
死!

で、じーちゃんは「ブレーキを踏むな!」ですよ。
ああもうだめ。
おっちゃんちびる。
ぐちょぐちょにちびっちゃうよ、もう。

なに、この声優、スゴい名演技じゃん。
まじすごい。
積み重ねられたキャリアを感じる…
ちょっと、もう、危険なアネキ伊藤美咲は、この人の爪の垢を煎じて呑むべきです!とおっちゃんは思うよ。
ついでにいうと、森山未來は呑まなくていい、と、おっちゃんは思う!

<BGM: 虎舞竜「ロード」>
思い返せば「略奪愛 アブない女」の鈴木紗理奈の演技に度肝を抜かされたボクですが、あれは、まぁ笑えたから良かったと今になって気づく。
でもねー、伊藤美咲はそういう部分がないから、もう見てて可哀想になってくる。
でもって、森山未來がうまいから、尚更、ね…

なんでもないよるのーこーとー、にどとはもどれないよーるー!(雰囲気で)
<BGMここまで>


3-D に話が飛んじゃったけど、ボクの意識は依然ズッポシに 2-D、2-D !!
えーと、何がいいたかっちゅーと…

嗚呼、もう、じいちゃんにハアハアしちゃったよ。
じじいにこのときめき、初・体・験……!

じーちゃんと、レントンのクラスメートとの絡みといい、もう、このじいちゃんだけでこの低視聴率番組を見た甲斐があったってもんですよ。



んでもって、ボードを受け取るためにボード無しで空に飛び出すレントンもかっこよすぎですよ。
姿形も見えないのに「ボードは絶対に来る!」とかいえないよ。
こなかったらしんじゃうんですよ?
ああもうお前かっこよすぎ。




というか、最近このアニメ「かっこよさ」のインフレが激しくないか。
クソダメおっきい子供なホランド君は、今までの煤を払うかのごとく輝き出しちゃったし、嫉妬キモ女のタルホちゃんはなんか保護者っぽくなって、体はってキミタチを守るけど、おねーさん怒る時は怒っちゃうぞ〜、エイ!(ハート)なオーラに満ちてるし、なんだよ、もう。






そしてボクはといえば、今日も広い部屋の片隅で体育座りをするしか、無いん、です……

あ、なに、アニメとリンクしててキモい?
やだなー、おくれてるよ〜?
もっと意識を仮想の中に溶かし込んでいっても良いと思うんだ?
あ、ちがうちがう、逃避って事じゃないんだよー。
なんていうかな、こう、領域を広げる事って大事だと思うんだよねー。


ま、仮想に身をゆだねた大半の人が、領域を広めるどころか、全てを仮想に投影するんだけれど、ね。
え、ぼく?
やだなー、ぼくは、ほら、ね………(目をそらしつつ)