幾何と道徳と曽野綾子

昨日はなかなか濃い一日でしたよ。

大阪行って、幾何勉強して、ピアノ行って、バイト行って、びよら弾いて、走ってきた。
物理やってないけれど…


電車乗ってる間やっぱり腹が痛くて死にそうになった。
新大阪駅出て、また死にそうになった。
ありがとう、なんとか生命のビル。
アナタのおかげでおじさんのパンツの純潔は守られたのです。
今日一日で、体重かなり減った気がする。
と思って、さっき計ってみたら 62kg ぐらいだった。
マジで減ってる…
おじさん目標では 60kg まで減らしますよ。
ま、別に減ってなくても体脂肪率下がればいいや。
脂肪なさ過ぎもやだけど、きっとおじさんは現在肥満域です。
骨と筋肉と脂肪のバランスをとりたいんですよ。
パパ頑張っちゃう。


幾何は、

多様体の基礎
多様体の基礎
松本 幸夫

東京大学出版会 1988/09
¥ 3,360

をやってる。(この本を買った時のエントリ)
今日の夜、自主ゼミ(って書くと大げさ…)なんだけれど、まだ位相空間が終わってない。
ヤバい。
こっちが教える熱力学はまあさすがにそこそこやってるけれど、鬼のようなツッコミが出た際、身の保証は… orz
ま、とりあえず熱力学第0法則と第1法則ぐらいを、高尚に、分かっているフリをして語りたいと思います。
人生ハッタリですよ、ハッタリ。


どうやらカテキョの生徒さんの学校で、教員が懲戒免職になったくさい。
おれと同い年のセンセイ。
しかも、成り行きをきくと、どうも裁定に偏りがある気がする。


生徒が悪さをする(しかも、教師をバカにする系で、きっちりお灸を据える必要がありそうなやつ)

教師、生徒をボコる(ここが問題で、「ちょっとやりすぎでしょ…」レベル・一発ポカって殴ったわけではない)

懲戒免職

みたいな。

たぶんベストは「一発殴って指導室で生徒指導がみっちりお説教 & 保護者呼び出し」だとおじさんは思う。
生徒も悪いのに、それを罰せず、教師の側にだけ罰を科すというのは、道徳から外れてるよ。
悪いことした奴には、それ相応の罰を与えないと、学校内の秩序が保てないんじゃない?

教職で特別活動やったんだけれど、おれは「個人の道徳」で生徒を導ければ良いんじゃないかなあって思った。
世の中にいろんな道徳があると思うから、時にはそれと少し外れてるかもしれない。
だけれども、個人として一貫した道徳観を維持することが、安心感や信頼に直結すると思うし、自分を律するための道徳を生徒に身につけさせる(傲慢な感じやな…)ことができると思う。

それは、自分の経験から思った。

「基準のない叱り方」は生徒を困惑させるだけで、なんの教育的効果も残さないばかりか、教師への不信感を増幅させる。
そうなっちゃったら、もう、生徒と教師の関係は絶対成立しないです、よ。


ま、そんなこんなでおじさんは一貫した立場をとってきたいと思って今まで生きてきた訳なんですが、それは必ずしも正しいわけではないんですよね。
そこが難しい。

で、なんでこんなぐだぐだ書いたかというと、新聞の書評でこんなんを見たからです。
機会見つけて図書館で借りたい。
ここで「買う」と言わないのが、貧民のアイデンティティ。

バランスというのは難しいね。
適当に逃げるのは簡単だけれど、それは本質的にはなにも解決されていなくて、ただ逃避しているだけ。
自分含め、そういうひとは世の中溢れてるよね…
反省します… orz

おじさん、絶妙なバランス感覚を、死ぬまでに身につけられるんでしょうか。


「いい人」をやめると楽になる―敬老録
「いい人」をやめると楽になる
―敬老録

曽野 綾子

祥伝社 1999/02
¥ 1,575

こんなんもみっけ。