エウレカセブン終わっちゃったよ

最終話まで、まとめて、やっと見たよ。
これは人にすすめたいね。
途中、アレ?とは思ったものの、最後まで見て良かったわ〜
満腹です。

回収できんのかよと思った伏線は、ほぼ解かれて終わった。
少なくとも、おれが突っ込んできたことはほぼ解決してたな。
レントンの血は安全』関連はちょっとまだ分かってないけれど、この纏まり具合からすると、きっと解決されてるけどおれが気づいてないだけだな…orz

終わりの数話で臭ってた、主人公sのチョメチョメEDなんじゃないかとの危惧はギリギリで回避したようなモロに玉砕したようなそんな感じですが、すくなくとも朝7時の枠に収めてきたあたりは、評価して良いんでしょうか。どうでしょうか。
個人的には『ナマ』でブっちぎって欲しかったような気もしますが。


振り返ってみて、この話ホンマ良く書けてたんじゃない?
オッサンは本気でハアハアしてましたよ。
『件の限界』の解決策として平行宇宙だしてくるとか…
なんかニマニマしちゃうね、これ。
最終話冒頭では、以前丸々一話使い切って描いてたひと(名前忘れちゃった…)を一瞬で殺っちゃったり、「オイ!」な感じもしたけれど、あれはそれが狙いなんだよね、きっと。
『幸せ』は、けっして一様ではない。
あ、でも、ぶっちゃけ、前半は抜いても良いような話があったような…
あの辺は脚本家としてはどうだったんだろ。
ただの話数あわせだったんかな…だとしたら、これだけハアハアできたもんだけに、ちょっと残念かも…。

そうなってくると、やっぱ気になんのはデューイの掘り下げがかなり浅かったことかなぁ。
ネタは話の中で十分提示されてたのかなぁ…おれが気づかなかっただけ?
星と人に対する憎しみは、あんま理解できないわ。
それに対して、アネモネは最後の数話で蝶になりましたよ。
なに、この変身ぶり。
この描きっぷり。
あと、ホランドとレントンのかっこよさのインフレはすごいね。
ビビる。
男ながらコイツらに惚れましたよ。
こんな兄貴か弟がいたら、おっさん死ぬほど慕う or 可愛がりますよ。


あと、演出も練りに練ってる。
特にレントン←→ドミニク、エウレカ←→アネモネ、あるいはレントンエウレカ←→ドミニクとアネモネのキモチの良い合一した絵。
印象に残ったカットが、また被さることの気持ちよさ。
単に画の合致にとどまらなくて、ストーリーの対比も絡むことに因る、相乗効果。
見てる側のツボというか、ハアハアポイントを的確に突いてくるよ。
なんだろ、脚本家と演出家(絵コンテ切る人)の連携がほんとに上手くいってるなあとか思った。
どちらかが先にあって、他が追従するって感じではなくて、双方が同時に形作られてたって感じ。
実際どうかは知んないけど、見てる側としてそう思えるほどのもんでしたよ。
「なるほど、あの画をつくりたいがためのこのストーリーか」とか「このストーリーのためのあの画か」って想いが何度もおとずれます。


作画はね、ぶっちゃけ『チームがわかる』よ。
別に崩壊ってわけじゃない(それぞれは別々の良さがある)んだけどね、作画監督が違うのかスタジオが違うのか知らんけど、キャラの『クセ』が毎週違うのがわかんのよ。
で、それが何種類かある。
吉田健一の味』保ってんのは、滅多にないです。orz
第一話とか最終回近くはさすがに吉田健一なんだけどね。
なんかもう、あの独特の『良い感じ』じゃなく、フッツーのアニメ絵になってる時が何とも言えず悲しかった…



書いてて改めて思うのは、うーん、なんだろ、やっぱまだ分かって無いことが多いのかなぁ。
最初のころは『金枝篇』ネタにハアハアしすぎて、他に注意がいってなかったわ…惜しいことをした…
また違う視点で見てみたい感じ。
デューイ視点かアネモネ視点がおもしろそうだけど、たぶんデューイ視点が一番おもしろそう。


って、この前終わったばっかなのに MBS で木曜深夜に再放送してるじゃん!
ってことは、視聴率、後半からは伸びてたのかなぁ?
最初のころ調べてみたらさんざんだったんだけどな…
「もっかい見よう」という気がむくむくと…
と思ってよく調べたら後半のみの再放送だった…
ああ、それじゃダメだ、オッサンは全てを洗い直したいんだ…

借りますよ、ええ、DVD レンタルしますよ。
ということでオッサンはベンキョー行き詰まった時に、息抜きにもっかい『エウレカセブン』、見直したいと思いますよ。



ほんと良くできてるから、見てみ。

とくに。
電グル好きなひとは、最後の最後にちびりますよ。
ジョボジョボ〜

で、見たらおじさんと語りましょう。ね。
恥ずかしいテーマで語りましょう。ね。

ね?

ね!!


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