12時間労働

アウトソーシングは果たして経済的かとかなんとかおとといぐらいに考えてたんだけれど、実際自分が入ってみると感覚的につかめるものがあった。
ただ、やっぱりまだ、単に惰性と根拠のない不安から投げてんのとちゃうかという思いがある。
ある程度物事を理解できる人間なら、きっとできる。
問題は、日本においてそういう人材が特定の職種にfixされていることなのではないか。


いわゆる「社会的ステータス」が高い職業に、これまたいわゆる「優秀」な人が集まる理由は何なのか。
おそらく金銭の問題ではない。
シリコンバレーを見るに、やりかたによっちゃあ信じられない富を生むのは間違いない。
日本人大半の職業選択の基準が、現状に即さなくなってきているよう感じる。
あまりにも硬化してしまっているのではないか。
変化は必ずしも幸福をもたらすものではないが、なんらかのマイルストーンを道に落としうる貴重な装置である。
「高い社会的地位を付与するに相応しい」と人々が盲目的に思い込んでいる職業に就かんとする、アタマ切れる人をなんっっとかしていろんな産業にバランスよくばら撒かないと、ね。


上も下も、みんながなんとなく、ストレートに言うと「面倒だから」このままがいいと思っている現状は、きっと未来に影を落とす。



IT関連で言えば、やっぱりアウトソーシングはもっとも(ここがポイント)経済的な方法ではないだろう。
三番目ぐらいに経済的なのか。
コストという評価基準のほかに、無知から来る精神的肉体的疲労感が客観的な判断を下す上での障壁になっている。
自分らでこれが最高にスマートでベストって思えるシステム設計して、それに答えるパフォーマンスを満たすものを構築する。
それってこの上なくたのしいことで、そしてそれこそがイノベーションの源泉。
それを「いつでも」とは言わないが、ここぞという機会を見送ったり見逃したりして、結局外注するカイシャはどーにもこーにもつまらなくて、結果道が途絶える気がする。


全部のカイシャとは言わないが、ポコポコとイカれた挑戦する会社があって、その大半がつぶれつつもごくわずかが生き残って将来引っ張っていくような日本が見てみたい。
今はどうにも母数が少なくて、アタリ期待値1社/年を満たせてないのは間違いない。
毎年一社、世界ビビらす会社が出てきたら、すんげー面白いだろうなあ。




気づいたら12時間会社にいた。
昼と夜はおごってもらっちゃった。
劇ウマ。
たぶん合計で\5k超えてんじゃなかろうか。
いまのうちだけなんだうけどね。:-<


環境セットアップと説明で一日過ごす。
あと、自分が躓いたところをメモして後に続く兵隊アリへのみちしるべフェロモンとする。
結構頑張って作ったから、きっとより体系的に省力化した作業ができるだろう。


問題は何一つ一次生産的ではないということか。
やっぱ直接生み出したいよね、何か。
明日はそうなるように。
ていうか今日か。


そして当然のように課題(また別枠のもの)が終わらない。




はぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっっ!