金がかかる

一日中頭使いっぱなしで、時間経つのが早い。
ものすごく不完全なドキュメントを、データベースの構造を理解しながら読み進めるのは面白い。
DB自体に特に興味はなくて、「うまくできてる」ところになんかしびれる。


日が経つにつれ、住居は都心以外、考えられない気がする。
いろんな都合で。
ここで一日を過ごすと、鳥の声を聞かない。
けものの臭いもしない。
ヒトの体臭だけがそこにある。




昼はタコライス大体\1000ぐらい。
夜はちょっと豪華に\3000ぐらい。
夜の中華は四周年記念セール中で全品半額。
ちんたおびあ(スッキリ味でごくごくいけます)ガブガブ飲んで、めしがつがつ食ってあの場所でこの値段は奇跡。
なんちゃってチャイニーズが通用したようでゴマ団子一個サービスしてくれた。
ちなみにしゃべったのは私ではない。
ここ、ほんとに東京都心でおいしくて、7月半額やってるんで、いきたい人いたら教えます。


しかし終始シモの話しか出てこなかったあたりがどうしようもない。
なんだか、話聞いてて、おじさん年取ったなあと思いました。
いろいろとついていけません。
とかなんとかいいつつも実は自分が最年長ではなくて、'80生まれの同僚もいるよ。
しかし活動的なおじいちゃんです。




雷と雨にびびる。
地下鉄遅れまくるのはめんどい。
私鉄と相互乗り入れ、ものすごく便利で、この点トキオはうまく調整した!と普段ベタぼめのおじさんも、地上に引っ張られてダイヤ乱れるさまにはうんざり。
しかしそれでも、やっぱり相互乗り入れは快適。
これ、オーサカも取り入れるべきだと思うよ。
わけのわからん地下鉄新線とか作るんだったら、JR・私鉄と乗り入れてください。
遥かに移動が楽になる。
実現したなら、経済効果とかどんなもんなんでしょね。
郊外の郊外の家、ガンガン売れそうやな。
乗り込んだが最後、一本でするっと会社まで着けちゃったら、多少時間かかってもあんま苦にならないよね。




ドールしてぃで\100k弱。
やっぱりそんなもんなんだろね。
仕事を蔑ろにするつもりはないけれど、果たしてそういう環境で私の精神大丈夫なのかねとか考える。
仕事には便利だけれど、もっと根本的なところやられたら意味がない。
空が見たい木が見たい。
きっとそんな物件はペーペーの社員は借りれない値段なんでしょね。
つーかやっぱりね、こういう言い方はしたくないんだけれど、病んでる気がする。ここは。


羽田からモノレール乗ると何つーか、不安感が襲う。
埋立人工地盤の上に建つ高層ビル。
オサカよりも、面積小さくて縦に長い。
イメージより、かなり差を感じます。
構造的には安全性担保してるんだろうけれど、私はその原理を知らない。
信じられない。
そこにたくさんの人が生活している事実。
きっと彼らもそこまで安全性なんてものには気を配っていない。
私にとって受け入れられないものが、「私の」とらえる世界にある現実。
これほど自分を、自分の肉体感覚を信頼できないことはない。
自分の世界が信じられない。
しかしそれのみが私の知る世界であり、同時に、受け入れざるを得ない。



高層マンションの窓からは生活のにおいが、まったく、しない。
生きているのか死んでいるのか。


本能的に守るべきものは何か。
いつのまにか生きていること、命ではなくなっていた?
ではそれは時間発展しうるものなのか。
そうだとするならば、おそらく人間の人間に関する認識は現実と齟齬がある。
時間発展しうるけれども、その変化はきわめてわずかなΔtのうちに起こるんだろうって気がする。
heaviside func.のように急激で激しく、予測がつかず、不連続。
跳躍する。



「どこなんだろう、ここは」
「なぜ生きている」


きっとおんなじようなことなんとなしに気づいているはず。
あるいはidのなかに。


なんだかね、安易に流れたくないけれど、無差別に人殺しちゃうのって、不安定な雇用とか、そういうものを見つめなおすよりも、もっと根元の、哲学まではいかないまでもなんとなく抱えているこの種の不安感に光を当てないと、どうにもならないんじゃないか。
そんな気がする。
トキオだけじゃなく日本だけじゃなく。
世界でも。(ただしすでに発展してるとこね)


補強された肉体よりも先に、それを司るものが先に寿命を迎える時代ってくんのかなぁ。
生きていることの意味を(今までみたく)本能的に、あるいは(未来において)能動的に理解していないものは、生きられないように感じる。
「それ」を知っているから、「生きている」のか。


1000年後ぐらい、人間の肉体と精神がどうなってんのか、すごく知りたい。




働いて思うけれど、常に思いは胸に抱いておこうと思う。
ヤツはあっさり儚くも容易く消え去ります。
いかに生き、死ぬか。
忘れるなよおじさん。




ビル一階のゆないてっどあろーずの入りにくさは異常。
シックな外装内装で、大半がスーツ。
場所柄もあり、靴も服もたっかい。

しかしそこで裾上げした俺は神。


1日に取りにいくの忘れそうやな・・