ジジイにスウガク
仕事中暇なとき、自然数から始まり整数、有理数、実数と拡張される数の体系の定義を、同僚のジーちゃんに説明してみる。
壁は多分二つ。
一つ目が整数から有理数。
二つ目が有理数から実数。
一つ目の高さを1とすると、二つ目は多分5ぐらいあるな。
代数的演算に関して閉じた系を考えるだけでは、有理数からの拡張はキビしいことを悟るには、超越数の理解が必要。
そのためには代数的数の理解が必要。
その先に切断かコーシー列。
有理数から実数へは切断かコーシー列か、どっちがしっくりいくのか、ちょっと楽しみではある。
直感的に話すには限界のありそうなテーマを、あえて直感的に説明するというのは、自分の語彙と語感をチェックする良い機会やね。